羊ヶ丘だより第115号 2026年1月30日発行
- シニアの健康セミナー開催 1・2番館 ケア課 菅原 美典
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十一月十八日(火)、1・2番館の協力医療機関である西岡病院から平山三千代医師にお越しいただき、「高齢期における嚥下・認知症・訪問診療について」というテーマで健康セミナーをロビーで開催しました。
当日は多くの方々が集まり、平山医師の講話を熱心に聞かれる様子がみられました。
「嚥下について」では、嚥下機能を鍛えて誤嚥を予防する為の「嚥下体操」を実際に行っていただき、効果を実感していただきました。
「認知症」の講話では、認知症の種類の説明や、認知症の予防についてのお話しをして頂きました。
参加された皆様から「すごく勉強になった」「早速今日から予防の為の運動をやってみたい」「嚥下体操を初めてやってみた。これから食事前にやってみたい」といった声が聞かれ、私自身も学ぶ事が多く、勉強になりました。
今回のセミナーを機に、高齢者のケアに関する学びをさらに深めたいと考えております。


- 保育園児との交流会 1・2番館 看護職員 本田 智子
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十月三日(金)、秋晴れの爽やかな日、1・2番館に「羊丘藤保育園」の可愛い園児たちが訪問してくれました。
元気な「こんにちは!」の声とともに、ホールは一気に明るい雰囲気に包まれました。
園児たちは、練習を重ねた歌やよさこいソーランを披露。入居者皆様は手拍子をされ、優しい表情で見入っていました。
特に、園児へのプレゼントを一人ひとりに手渡す場面では、「ありがとうね」「可愛いね」と、自然と温かい言葉がこぼれ、微笑ましい交流が生まれており、「孫やひ孫の顔を見たようで、胸がジンとしたよ」と感無量のご様子でした。
園児とのふれあいの中で、入居者皆様が生き生きとした笑顔を見せてくださったことが、職員一同にとっても何よりの喜びとなりました。
今後も地域社会との連携を大切にし、入居者皆様の日常に彩りと喜びを提供できるよう努めてまいりたいと思います。

- クリスマスコンサート・夕食会 1・2番館 ケア課 ティリナンダー
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十二月二十五日(木)、リンデンバウム様によるクリスマスコンサートと夕食会を開催しました。
リンデンバウム様の演奏や歌は素晴らしく、「あわてんぼうのサンタクロース」等、馴染み深いクリスマスソングを中心に演奏して頂きました。
入居者皆様も自然と口ずさみ、手拍子や拍手をされ、「とても楽しかったよ」「懐かしい歌だったね」と満面の笑顔で話されていたのが印象的でした。
夕食会では、クリスマス特別メニューとケーキが用意され、普段とは違う特別な夕食を通して、入居者皆様の会話も弾み、私達職員も、心温まる時間を共有する事ができました。



- 沖縄県宮古島から「三線アーティスト宮城奈々さんライブ」 3番館 総務 浜野谷 恵
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十一月九日(日)、ご縁があって沖縄県の宮古島から、三線奏者の宮城奈々さんがお越しになり、3番館ロビーで島唄ライブを行ってくださいました。
会場は入居者皆様の他、近隣の方や他の施設に入居されている方など、百十名以上が集まりました。
雪景色となった中庭とは対照的に、南国・沖縄民謡の暖かい雰囲気に包まれ、力強い三線の音と良く響く宮城奈々さんの歌声に圧倒されました。
「涙そうそう」や「島唄」など知っている曲はもちろん、初めて聞く曲もなぜか不思議と懐かしい気持ちになった素敵なコンサートでした。
三線アーティスト『宮城奈々さん』
心に沁みる宮古島民謡♪ - セキセイインコのチャコちゃん 3番館 ケア課 プープー
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3番館にご入居されている田村トヨ子さんのお部屋には青いセキセイインコの「チャコちゃん」がいます。
シルバーハイツでは観賞用の小鳥や金魚等の小魚を居室内で飼育することができます。
昨年、田村トヨ子様と一緒にチャコちゃんもご入居。ご機嫌のいい時には「札幌市〇区〇町〇条〇丁目田村チャコちゃん」「チャコちゃんかわいい」と、はっきりとした声でお話をします。
訪室したときにはトヨ子さんの手や肩の上で「チュッチュッ」と鳴きながら遊んでいて、とても可愛い姿を観ることができます。
チャコちゃんは
オスのセキセイインコ
お話し中のチャコちゃん - クリスマス会『フラダンスショー』 3番館 ケア課課長 長谷川 友美
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十二月二十五日(木)、入居者様の娘様が主催している教室『フラスタジオナオ』の皆様が素晴らしいフラダンスを披露して下さいました。
ご家族様や、ご近所の方も大勢お越しいただき、中庭の雪景色を背景に常夏ハワイのフラダンスショーで、心も身体も暖かくなりました。
クリスマスを意識した衣装、指先まで美しいゆっくりとした優しい踊りに見とれてしまいました。
入居者様からは「綺麗だったね」「素敵だったよまた来て欲しい」と大好評でした。
『Hulastudio NAO』の皆様と
alohaポーズ
フラダンスショー
クリスマスバージョン♪
サンタ帽をかぶって
- ふまねっと運動で楽しく健康に! 中島公園 機能訓練指導員 長田 杏奈
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十一月十二日(水)、いつもは介護棟の多目的ホールで行っている「ふまねっと運動」を今回初めて一般棟のレストランで実施しました。
広い吹き抜けの開放的な会場で、参加された皆様からは「気分が変わっていいね」「舞台の花道を歩いているみたい」とのお声を頂きました。
ふまねっと運動は網目をよく見て、踏まないように足を高く上げて歩きます。決められたステップはありますが、一番の目標は楽しく、元気よく行うことです。
ふまねっと運動を始めた当初は、入居者皆様「間違えないように」と必死で、不安げな表情が多く見られましたが、一年ほど継続した今ではミスしても笑顔、パーフェクト賞には拍手喝采と明るくにぎやかな雰囲気が定着しています。
今回はステップを踏みながら「四季の歌」を入居者皆様で歌いました。歩く方がお好きな季節を選んでスタートするのですが、どの季節が一番人気だったと思いますか?
正解は「春」が圧倒的に一番人気。次点で秋となりました。
北海道はこれから長く、厳しい冬となりますが室内で楽しく元気に身体を動かして健康づくりを続けていきたいものですね。
ふまねっと運動の会場
ふまねっと運動の様子 - サークル活動 中島公園 機能訓練指導員 大塚 あぐり
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中島公園では、入居者皆様が交流できる機会として月一回、サークル活動を行うこととなりました。第一回目は「プラ板雑貨作り」です。
プラ板とは「プラスチック板」の略で、プラスチックを材料としたシート状のものです。熱を加えると縮んで硬くなる性質があり、この性質を利用して、絵を描いたキーホルダーなどのオリジナル雑貨を作ることができます。
参加された方は、全員初めての体験で「どんなものが作れるのかな」とワクワク。
まずは手のひら程の大きさの塗り絵の図案を用意し、その上にプラ板を乗せ、色を塗ります。次に図案よりも大きめにハサミで型取りします。型取りしたものをトースターで熱を加えるとみるみるうちに縮まります。縮まったプラ板を平らにして冷ました後、LEDで硬化する液体を塗り、LEDライトで硬化させストラップをつけて完成!可愛らしいキーホルダーができました。
「簡単で楽しいね」「他の絵でいろいろ試してみたいね」と大好評。
キーホルダーを早速カバンにつけ「大事にするね」と仰ってくださり、とても嬉しい気持ちになりました。
来月はカラオケサークルを行う予定です。今後も入居者皆様が楽しめる活動を続けていきたいと思います!
楽しく色塗り
型取りします
入居者皆様の完成品☆ - クリスマス会 中島公園 総務 宮川 佐知子
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十二月二十二日(月)、一階レストランにてクリスマス会が行われ、ピアノ演奏者、神原希未先生をお招きしました。
クリスマスソングをはじめ、懐かしいリンゴの唄、上を向いて歩こう、ふるさとなどが演奏されました。
歌詞カードを見ながら、私でも口ずさめるような曲を入居者皆様と一緒に歌い、短い時間でしたが楽しいひと時を過ごすことができました。
最後に職員から入居者皆様にクリスマスプレゼントが手渡され、微笑ましいクリスマス会となりました。
ピアニストの神原希未先生
リズミカルで力強い演奏!
クリスマスプレゼントを
手渡しました
- 新年のご挨拶を申し上げます 株式会社 シルバーハイツ札幌 代表取締役社長 塩野 隆
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新年のお慶びを申し上げます。
皆様におかれましては、ますますご健勝のことと拝察申し上げます。
私は、二〇二五年七月よりシルバーハイツ札幌の代表取締役社長に就任いたしました塩野隆でございます。
私は二〇〇〇年四月に介護業界へ転職し、現在二十六年目を迎えております。
在宅の訪問介護・訪問入浴からスタートし、さまざまな介護事業の経験を積み、部門の運営管理に携わってまいりました。
そしてご縁をいただき、この度代表取締役社長に就任することとなりました。
これまでの経験を基に、入居者皆様が「シルバーハイツに入居して良かった」と感じていただける施設運営を目指してまいります。
介護業界では、二〇二六年度に「臨時の介護報酬改定」が行われる方針が示されています。政府は、深刻な介護人材不足と物価高への対応として、処遇改善だけでなく基本報酬の見直しがセットになる可能性が高く、大きな変化が想定されています。
二〇二六年度の臨時改定が動き出した背景には、介護現場で起きている二つの深刻な問題があります。
一つ目は介護人材の減少です。
二〇二三年の介護職員数は制度開始以来、初めて前年割れとなり、全産業との賃金差も月額約八万円と依然開いたままです。このため、人が集まらない・定着しない状況が続いています。
もう一つは物価高による事業所の経営悪化です。
燃料費・光熱費・食材・備品などのコストが大きく上昇し、訪問介護や小規模事業所を中心に「減収なのに経費だけ上がる」状況が続いています。処遇改善加算は拡充されているものの、事業所の運営費に使えないため、経営の支えになりにくいという現実があります。
こうした背景を受け、政府は通常の二〇二七年改定を待たず、二〇二六年度に臨時で介護報酬を見直す方針を固めました。
今回の臨時改定は「処遇改善」だけでなく、基本報酬そのものを引き上げる可能性が高いとされています。
これは、二〇一四年・二〇一九年の消費税対応で行われた臨時報酬改定と同じ構造で、事業所の経費増に対応する政策的な意味合いがあります。
弊社もここ数年、職員の採用に苦戦しており、賃金を上げても応募者が来ない状況が続いています。そのため、
・特定技能生の配置と育成
・研修の充実による職員レベルの向上
といった取り組みを進め、人材確保とサービス向上に努めてまいります。
特定技能制度は、一定の日本語能力と介護技能を持った外国人材が即戦力として働くことができる制度であり、介護現場の人材不足を補う大きな可能性を秘めています。こうした中で、人材確保の新たな柱として特定技能生の採用と育成に力を入れております。
また、私たちは皆様からの入居相談にも力を入れております。介護度やご家族の状況、今後の生活設計など、入居に関するお悩みは人それぞれです。
「どんな小さな不安でもまず相談してよかった」と思っていただけるよう、分かりやすく誠実な対応を心がけております。
最後に今年も皆様が健康でかつ充実した日々が過ごせますように祈念し、新年のご挨拶とさせて頂きます。
(二〇二六年一月一日)
- 〜冬を元気に乗り切るために〜 3番館 看護係長 高橋 智子
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寒さが厳しい季節となりましたが、冬を元気に過ごせるように、いくつかポイントをまとめましたのでご紹介します。
冬の乾燥にご用心!
冬は空気がとても乾燥します。
乾燥は肌のかゆみや荒れだけでなく、風邪やインフルエンザなど感染症の原因にもなります。
特にご高齢の方は皮膚のバリア機能が弱まり、ちょっとした刺激でも肌のトラブルが起きやすくなりますので保湿が大切です。入浴後や手洗い後には保湿クリーム等を使うのが効果的です。
また加湿器などで室内湿度を五十%から六十%に保つと呼吸器の粘膜が守られて乾燥予防につながります。
のどが渇きにくい季節ですが水分補給も大切です。乾燥対策で冬を健やかに過ごしましょう。インフルエンザ・感染症を防ぐために
冬はインフルエンザやノロウイルス等が流行る季節です。ご高齢の方は症状が重くなる場合もあるため、予防がとても大切です。まずはうがい・手洗いの習慣を続けましょう。
また室内の換気は一時間に一回程度行うのがおすすめです。
それから体力と免疫力を保つためにも「しっかり食べてしっかり眠る」ことも基本です。
特にたんぱく質をしっかり摂ると体を守る力が高まります。
ぜひお魚やお肉、卵などの主菜をたくさん食べるように心がけて、低栄養にならないように気を付けましょう。
転倒予防は日々の積み重ねから
冬は寒さで体がこわばり、また雪や氷の路面で滑るなど転倒のリスクが高まります。
ご高齢の方にとって転倒は骨折につながる恐れがあり、その後の生活に大きく影響することもあります。
バランス力、筋力が年とともに衰えていきますので、普段から下肢を鍛えるように意識をすることが大切です。
お散歩はもちろんいいのですが北海道の冬は外を歩くのがとても大変です。座ったままでの足踏みやラジオ体操など、家でも無理なくできる運動を継続することが大切です。
また柔軟力を高めると大きなケガをしにくいともいわれていますのでストレッチ運動もおすすめです。
さらに、室内の整理整頓や、滑りやすい床を避けるなど環境の見直しも効果的です。
「転ばぬ先の杖」としてこれらのことを頭に入れて、ケガをしないように安全に過ごしましょう。
最後に簡単にできる体操をご紹介します。筋肉保持のための簡単体操
@椅子に座ったまま足踏み(太もも・股関節のトレーニング)
一、椅子に深く座り背筋を伸ばします
二、太ももをしっかり持ちあげるイメージで左右交互にゆっくり足踏み(二十回〜三十回)
※足はできる範囲で高く上げて呼吸は止めないAつま先上げ・かかと上げ(ふくらはぎとすねの筋力アップ)
一、椅子に座ったまま、足は肩幅まで開き、つま先を上げてストンと下ろす(十回)
二、かかとを上げて下ろす(十回)
※ひざは動かさず足首を意識する。むくみ予防にもよい。






